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マヤラン [ランの仲間]

発見地は神戸・摩耶山
 最新の図鑑では花期及び分布の表記が変わってきている。従来は関東地方南部以西といわれていたが,近年では関東地方北部でも見られるという。菌従属栄養植物の研究が進んでいることも一因であろう。埼玉県でも自生地の拡大及び個体の増加が認められる。ここでは9月にも開花を確認している。個体群の消長が激しく,群落や大きな株でも数年で消えてしまうこともあるという。
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マヤラン(ラン科)Cymbidium macrorhizon 摩耶蘭
 本州(関東地方以西)・四国・九州・沖縄に分布,常緑広葉樹林内や古い2次林に生える多年草。菌従属栄養植物で葉をもたない。菌根菌は主に担子菌門のロウタケ属で,ときにイボタケ属,ベニタケ属などとも共生する。自動自家受粉を行う。根茎は多肉で長くはい,分枝する。緑色の茎を伸ばし,高さ10-30㎝。花期は6-10月。茎頂に1-数個の花をつける。 (2020.7.12)

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