SSブログ

タカネザクラ

高嶺に咲くサクラ
 サクラの仲間では最も標高の高い所に生え,ハイマツ帯の中で見かけることが多い。この日は快晴でコントラストの強い写真ばかり。唯一柔らかめの光で写したものを取り上げた。
takanezakura.jpg
タカネザクラ(バラ科)Cerasus nipponica var. nipponica 高嶺桜 別名 ミネザクラ
 北海道・本州(中部地方以北)に分布,北海道では平地にも見られるが,中部地方では標高1000-2800mの山地から高山に生える落葉小高木。高さは2-8m,直径20㎝ほどになる。幹は基部から枝分かれする。新枝は無毛,横に広がって伸びる。葉は互生で,長さ4-9㎝,幅3-6㎝の倒卵形~倒卵状楕円形。先端は尾状に長く尖り,基部は円形または鈍形,縁には欠刻状の重鋸歯がある。鋸歯の先端には小さな線がある。葉質は薄く,普通両面とも無毛,若葉は赤褐色。葉柄は長さ約1㎝,普通無毛。密腺は葉柄上部につく。花期は5-7月。葉の展開とほぼ同時に開花,前年枝の葉腋に散形状に1-3個つく。花の径は1-1.5㎝。花柄と萼片は普通無毛。 (2020.6.23)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。