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ヒメハギ

面白い形の花
 種数の少ないヒメハギの仲間はそれぞれ面白い花をつける。ヒナノキンチャクやカキノハグサも同じ仲間である。秩父盆地では4月下旬過ぎに見頃を迎えるが,分布は広く亜高山帯付近まで登るようだ。標高1600mの林道脇に1個体だけ咲いていた。
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ヒメハギ(ヒメハギ科)Polygala japonica 姫萩
 北海道~沖縄に分布,日当たりの良いやや乾いたところに生える常緑の多年草。細い根茎があり,茎は硬く,基部は分枝して地をはい,上方は斜上して高さ10-30㎝,曲がった毛があり,粉をふいたように見える。葉は互生し,卵形,楕円形,広披針形などで,長さ1-3㎝,幅3-1㎜,先は鈍形で短い突起があり,基部は円く,ほとんど無毛。花期は4-7月,まばらな総状花序で長さ1-3㎝。花は帯紫色,萼片は5個あり,そのうち2個の側萼片が左右に広がり,長さ5-7㎜。花弁は3個あるが,下側の1個には先端に細裂した房状の付属体がある。(2019.6.6)

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