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スミレサイシン [スミレの仲間]

日本海側多雪地のスミレ
 太平洋側に分布するナガバノスミレサイシンに対応するように日本海側に分布する。スミレサイシンの仲間は,花が咲いているのに葉が開ききらないのが特徴という。太くて長い地下茎になることから,すり下ろして食用にする地方もある。
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スミレサイシン(スミレ科)Viola vaginata 菫細辛
 北海道南西部~本州(山口県)の日本海側に分布するが,北日本の太平洋側や四国の一部にも分布することが知られている。生育地はあまり標高の高くない山地が主で,湿り気のある半日陰の落葉樹林下などを好む。草丈は5-15㎝。葉は先をつまんだように尖り,基部は心形で長さ5-8㎝。両面ともに緑色で,やや厚く,ほとんど無毛。花期の葉はよく展開していないことが多い。花はやや大型で径2-2.5㎝,花弁は淡紫色~白色,写真のものは特に青紫色が強い。(2019.4.12)

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