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ノコンギク [キクの仲間]

野菊の代表
 日本特産で個体数が多い。林縁、河原、畦、土手など多くの場所で見られる。この仲間(ヨメナ節)は紛らわしいが、冠毛の様子が分類する上で重要といわれる。どこでも見られる野菊であるが、放置されて藪になることや過剰な除草などで写真のような群生は少なく感じる。何より今年は台風の影響も大きい。
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ノコンギク(キク科)Aster microcephalus var. ovatus 野紺菊
 暖帯~温帯に生育し、本州~九州に分布、山野にもっともふつうにある多年草。地下茎は横にはい、よくふえる。茎は高さ50-100㎝でよく分枝し、密に短毛がある。根出葉は有柄、卵状長楕円形で、ヨメナの根出葉に似ているが両面に短毛が多い。花茎の根出葉は花時に枯れる。茎葉は長楕円形、卵状長楕円形または卵形、長さ6-12㎝、幅3-5㎝、鋭頭または鈍頭、縁はまばらに大きな鋸歯があり、ほとんど無柄、基部と中部との中間から太い側脈が左右に出て、中肋とともに3行脈となる。質はやや薄く、両面に短毛がある。花期は8-11月茎の先にゆるい散房状につく。頭花は径2.5㎝、淡青紫色。総苞は半球形で長さ4.5-5㎜、片は3列、覆瓦状で緑色、先は少し広くなって円形、しばしば紫色を帯び、縁と背に短毛がある。(2018.10.13)

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