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チャルメルソウ

チャルメルソウの仲間3
 
好天が続いているのに、ゆっくりと山野を歩けない。3日連続のチャルメルソウ属Mitella 、今日も以前に撮影したものである。イワザクラの咲く山塊で観察したもので、関東周辺には分布していない。
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チャルメルソウ(ユキノシタ科)Mitella furusei var. subramosa 哨吶草
 本州(岐阜県、福井県、三重県以西)、九州(佐賀県、長崎県)に分布、山地の渓側や湿った林下にはえる多年草。葉には不揃い鋸歯があり、両面にはあらい毛と腺毛がはえる。長卵形した葉には斑が入ることが多い。花茎は高さ30-50㎝、下部には開出する長毛、上部には花柄とともに短腺毛があり、多くの花(少なくとも20個以上)をつける。花が下から咲き上がることでコチャルメルソウと異なる。
 本種とよく似たミカワチャルメルソウ(長野県、愛知県、岐阜県に分布)とは花弁の裂け方で区別するようだ。ミカワチャルメルソウの花弁は7-11裂、チャルメルソウは3または5裂、まれに6-7裂とある。厄介なのは、チャルメルソウと
ミカワチャルメルソウとの雑種ミノチャルメルソウ(岐阜県に分布)もあるという。私の知識ではここまでが限界。誤った同定の可能性も大いにありうる。 (2015.4.23)

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