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キツネノカミソリ

立秋を過ぎて
 東信の花を紹介している間に二十四節季は立秋(8月7日)を過ぎた。ヒガンバナの開花までにはひと月余りあるが、同属の花が咲いている。
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キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)Lycoris sanguinea var. sanguinea 狐の剃刀
 本州、四国、九州に分布、明るい林床や林縁に生える多年草。早春、いわゆる球根(鱗茎)から帯状の葉を出して初夏に枯れる。そのあとに写真のような花茎を伸ばし、3-5花を散形状につける。毎年訪れる自生地では花は終盤で、わずかに残った花を撮影(写真下)した。がっかりして自宅近くまで戻ってくると意外な場所に群生(写真上)していた。この場所近くにはステゴビルやマルミノノウルシも自生している。近隣の方がほど良い草刈りを行い、藪にならないように努めている。そのためキツネノカミソリも群生するようになったと思われる。

 花と葉を別々に出すことや有毒植物であることはヒガンバナと共通するが、花の形や葉と花を出す時期は異なる。 (2017.8.5)

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