イチヤクソウ [ツツジの仲間]
イチヤクソウ(ツツジ科)Pyrola japonica 一薬草
北海道~九州に分布、低山の林中に生える常緑の多年草。数枚の葉の間から15-25㎝の花茎を伸ばし、総状花序をつける。花の数は3-10個。花期の全草を乾燥させて民間薬として使用したことが和名の由来らしい。ベニバナイチヤクソウように群生することはないが分布は広く、秩父地方の丘陵地でも見られる。撮影地はアカマツとコナラからなる二次林で、アカマツの根元だけに点在する。コナラ周辺に全く生えていないのは、土壌内の環境による違いかもしれない。この林は、秋になるとキノコ採りの人が頻繁に通うところだ。(2017.6.22)
2017-06-22 16:05
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