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ウメガサソウ [ツツジの仲間]

近くの丘陵で花巡り
 愛用のカメラが手元に戻ってきたので、早速近くの丘陵地に出かけた。春の花が終わり、初夏の花までは今少し待たなければならない。端境期なので花は少ないが、何かは咲いているものだ。ファインダーとライブビューのピントがずれていたが、改善されてより快適な撮影ができるようになった。
umegasasou.jpgumegasasou2.jpg
ウメガサソウ(ツツジ科)Chimaphila japonica 梅笠草
 従来の分類、クロンキスト、エングラーではイチヤクソウ科であったが、AGP体系ではツツジ科に分類されている。北海道~九州に分布、やや乾燥した丘陵、山地の林内、海岸の松林などに生える常緑の多年草。図鑑によっては、草状の小低木と解説している。茎の高さは10-15㎝、茎頂に径約1㎝の花をつける。下向きに咲いた花の雄蕊や柱頭を写すには、無理な姿勢を強いられる。和名の由来は、梅に似た花を笠のように下向きにつけることによる。
 緑の葉をもつが、菌類と共生する半寄生植物と考えられている。広大な公園の一部である撮影地では、遊歩道の過剰とも思える草刈りが行われ、前年までの群生地が突如として消えてしまう。昨年撮影した場所では全く見られない。(2017.6.1)

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