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バッコヤナギ

丘陵地のパイオニア
 秩父盆地には武甲山の石灰岩を原料とする大きなセメント工場が2箇所にあった。セメント製造には石灰岩の他に多量の粘土を原料とする。この粘土も盆地にある丘陵地から採掘していたことがある。過去の八ヶ岳噴火による火山灰が厚く堆積して、一部が粘土化したと考えられている。今日では採掘跡は荒涼とした台地になっているが、ここではパイオニア植物が定着して草原から森林への遷移が見られる。bakkoyanagi.jpgbakkoyanagi2.jpg

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