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スズムシソウ [ランの仲間]

過去の写真から
 ここ数日、夏のような天気が続き、梅雨の気配も感じられる。愛用のカメラの修理が終わり、高山の花の季節に間に合いそうだ。
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シナノコザクラ [サクラソウの仲間]

過去の写真から
 当初の計画では、今年5月20日前後に訪れるつもりでいた。急に予定が入ったり、カメラの修理だったり、残念ながら今年は諦めざるを得ない。むしろ予定どおりに見られることを感謝しなければならない。
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アカバナヒメイワカガミ

過去の写真から
 写真上は3年前に撮影した。撮影の翌年、付近の火山活動活発化に伴い入山が規制されてきた。現在では、多くの規制区域は解除されているが、ハイキングコースは依然閉鎖されていると思われる。
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シロヤシオ [ツツジの仲間]

過去の写真から
 現在、愛用のカメラが使えない。先日の「ヒメレンゲ」を撮影する時に落としてしまった。不注意極まりない。沢の水を避けられたので電気系統は大丈夫そうだ。しばらく同じ時期に撮影した過去の写真で現状を凌ぎたい。
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クワガタソウ

ゴマノハグサ科からオオバコ科へ
 花のつくりからクワガタソウ属であることが容易に想像できる。クロンキストやエングラーの分類ではゴマノハグサ科とされていた。今でも観察する時に「前はゴマノハグサの仲間」といった方が分かりやすい。
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ヒメレンゲ

渓谷を黄色に彩る
 この日は各地で真夏日を記録した。ケーブルカーを下車した標高900mは爽快そのものである。都会を思わせる喧噪を離れると足場の悪い急な下り道が続く。目を惹くような花もなく、同行メンバーからは苦痛の声が出てくる。やっと下りきった沢沿いで、再び観察モードのスイッチが入った。
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シラン [ランの仲間]

園芸種ではありません
 観賞用として栽培されるラン科の一つ。私の地域では、ゴールデンウィークの頃から庭先で咲きはじめる。写真はもちろん栽培されているものではない。撮影地は荒川中流域、三波川変成帯の結晶片岩からなる渓谷の湿った岩場には以前から自生していた。 
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ハンショウヅル

ようやく開花
 蕾をつけてから開花までの期間が、長い植物と短い植物がある。4月18日に緑色の蕾で見つけたこの個体は、開花まで約1月を要した。開花を期待して何度も足を運んだが、閑人しかできないことである。
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オウギカズラ

シソ科の花
 3回シリーズの最後。久しぶりに観察することができたシソ科植物である。前回のヒイラギソウと同属Ajugaであるが、本種には走出枝という特徴がある。前日にヒイラギソウを見ていたので、一瞬色の薄いヒイラギソウと思い込んでしまった。同行者から直ちに間違いを指摘された。単純な人間は直ぐに決め込んでしまう傾向にある。地表面をよく見ると走出枝を確認できた。30年ほど前に武甲山で撮影したことがあるが、それ以来の観察である。環境省カテゴリーでは特に指定はないが、埼玉県では準絶滅危惧(NT)扱いである。
 観察会に同行していただいた皆さんに感謝申し上げます。
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ヒイラギソウ

シソ科の花2
 今回は限られた地域に分布するシソ科である。
 2018.4.25に新たな群生地を掲載したので参考にしていただきたい。
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ラショウモンカズラ

シソ科の花1
 立夏を過ぎた頃、秩父盆地の丘陵や山麓を歩くと、落葉広葉樹林下で青紫色の花が彩りを添えていた。最近観察したシソ科の花を3回に分けて掲載したい。
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ツクバネウツギ

再び空木
 連続して和名に「空木(ウツギ)」のつく植物を取りあげる。今回はバラ科ではなくスイカズラ科の植物である。
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コゴメウツギ

ふつうに見られる低木
 絶滅の危機に瀕する植物を保存記録することは重要だ。一方、どこにでも見られるふつうの植物を写すことも心がけている。あまり見向きもされない、ありふれた花をより美しく撮れたらいいのだが・・・
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オオウラジロノキ

高木に咲く花
 5月14日、「彩の国ふれあいの森」のイベントに参加した。残念ながらシオジの原生林まで行けなかったが、普段入ることのできない森林管理道から奥秩父の森林を満喫した。新緑が美しく、花をつけている高木もある。望遠レンズでも届かないものがほとんどであるが、荒川の源流・中津川に架かる橋から10mを超える木の花を身近に見ることができた。
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タニギキョウ

数で勝負
 小さな花で植物に関心のない方は気づかない植物かもしれない。一見ハコベの仲間のような咲き方だ。
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ルイヨウボタン

林床の花
 亜高山帯や高山帯を除くと多くの地域が青葉の季節。葉を広げた落葉樹林下では目立たない花がひっそりと咲いていた。
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フデリンドウ [リンドウの仲間]

平地では見頃を過ぎたが
 植物には、限られた環境条件や地域にピンポイントで分布するもの、同じような環境条件で広く分布(水平・垂直)するもの、とがある。
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クマガイソウ [ランの仲間]

ランの保護地で一休み
 自宅からハコネシロカネソウのある地域を目指すには、地図上を南下して4つの山塊にある3つのトンネルと1つの峠を通過しなければならない。単なる往復では飽きるので中間地点で寄り道をする。
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ハコネシロカネソウ [シロカネソウの仲間]

シロカネソウ探訪
 今年2つめのシロカネソウ属。4~5月に見頃になるので計画していたが、有名な観光地なので少しでも人出の少ない時期を狙って訪れた。

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ハルトラノオ

立夏を過ぎて
 昨年、一昨年は季節の進み具合が早かった。特に去年は異常と思えるような気候だった。そのため、今年は花期が遅く感じる。
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タチシオデ

新緑の季節
 芽吹き時期は、タラノキ、ワラビ、タケノコなどの山菜採りの季節でもある。今日の植物は、若い芽を摘み取られたあとに花をつけたものだ。採取する時、茎の下部の葉腋を残しておくと枯れずに生長することができる。
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ミヤマハコベ

新緑の季節
 黄色のヤマブキソウ(2017.5.9)を撮影していると白い小さな花がたくさん咲いていた。目立つ花ではないが、数の多さと花の白さで存在感を放っている。
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ヤマブキソウ

新緑の季節
 季節の移り変わりは早い。待ち望んでいた桜の季節も過ぎて真夏日を記録する季節になった。
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ハシリドコロ

GW明け
 大型連休が終わり、普段の生活が戻ってきた人も多いのではないだろうか。今年は平年並みの気候で推移しているが、異常といわれた昨年との違いが大きくて、花期の予想が合わないことが多い。
 チチブシロカネソウ(昨年の見頃は4月27日)が見たくて、一週間ずらして自生地を訪れた。予想が見事に外れて、やっと蕾の状態になったばかりだ。地元に近い標高約1000mでは早春の花が真っ盛りである。
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ナガハシスミレ [スミレの仲間]

多雪地のスミレ
 所々に残雪のある林道を運転していると法面を被うスミレが目に入ってきた。オオバキスミレ(5月5日)と同じように雪の多い地方でふつうに見られるスミレだ。花の形状から覚えやすいスミレである。
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カヤラン [ランの仲間]

GW終盤
 今年のゴールデンウィークは、曜日の配列や好天の影響もあり大賑わい。幹線道路は渋滞がちで、県外ナンバーの車が圧倒的に多い。そのため自宅近くの花巡りで我慢する。
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カツラ

立夏
 二十四節季にふさわしい天候となった。今日は趣を変えて巨木の写真である。広大な奥秩父の山々は谷が深く簡単に入ることができない。埼玉県森林科学館という施設があり、彩の国ふれあいの森を活用したイベントが行われている。通常閉鎖されている森林管理道は、イベントに参加することで入ることができる。
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オオバキスミレ [スミレの仲間]

黄色のスミレと美しい日本の原風景
 アズマシロカネソウを撮影後、雪国の黄色のスミレが見たくなった。秩父地方で黄色のスミレ(キバナノコマノツメ)を見るためには、2000m級の亜高山帯に行かなければならない。雪国では種は異なるが、人里でふつうに見ることができる。
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アズマシロカネソウ [シロカネソウの仲間]

シロカネソウ探訪再開
 今年もシロカネソウの仲間が咲く季節になった。5種めを求めて関越トンネルを抜けた。地元で見られるトウゴクサバノオは,すでに「鯖の尾」を着けはじめている。

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アカネスミレ [スミレの仲間]

八十八夜
 昨日は寒気が入り大気が不安定となった。ひんやりした今朝の最低気温は5.8℃。八十八夜の別れ霜といわれるように遅霜が発生する時期でもある。
 今日も「スミレの季節」。身近な所でふつうに見られるのに、写真画像として記録していないスミレだった。言い訳になるが、花づきや葉の状態が悪いものが多く、被写体として今ひとつのものが多かった。
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