- ランの仲間
アケボノシュスラン(ラン科)Goodyera folisa var. laevis 曙繻子蘭
北海道~九州・屋久島に分布,落葉~常緑広葉樹林の林床に生える常緑多年草。群生していることが多い。
茎は匍匐して先は立ち上がり,開花期の高さ10-15㎝。葉身は長さ2-4㎝,幅1-3㎝の卵形で,数枚の葉を着ける。
花期は8-10月。花序は短く,花を密に3-8個着ける。花は淡紅色を帯びた白色で,長さ8-10㎜,背萼片と側花弁は重なり合い,先がわずかに開く。
ツユクサシュスラン G. folisa var. folisa の変種,ポリネーターはマルハナバチの1種でトラマルハナバチ,菌根菌は担子菌門のケラトバシディウム属である。
本州の日本海側や北海道には2倍体が,西日本の太平洋側には主として4倍体が分布することが知られており,4倍体であるツユクサシュスランとの関係も含めて,今後分類が見直されるだろう。(2023.10.16)
北海道~九州・屋久島に分布,落葉~常緑広葉樹林の林床に生える常緑多年草。群生していることが多い。
茎は匍匐して先は立ち上がり,開花期の高さ10-15㎝。葉身は長さ2-4㎝,幅1-3㎝の卵形で,数枚の葉を着ける。
花期は8-10月。花序は短く,花を密に3-8個着ける。花は淡紅色を帯びた白色で,長さ8-10㎜,背萼片と側花弁は重なり合い,先がわずかに開く。
ツユクサシュスラン G. folisa var. folisa の変種,ポリネーターはマルハナバチの1種でトラマルハナバチ,菌根菌は担子菌門のケラトバシディウム属である。
本州の日本海側や北海道には2倍体が,西日本の太平洋側には主として4倍体が分布することが知られており,4倍体であるツユクサシュスランとの関係も含めて,今後分類が見直されるだろう。(2023.10.16)