- シダの仲間
イワヒバ(イワヒバ科)Selaginella tamariscina 岩檜葉 別名 イワマツ(岩松)
北海道~沖縄に分布,山地のやや湿った岩上や岩壁に生え,乾燥にも強い常緑性シダ。担根体や根が絡まって,ときに20㎝に達する仮幹を形成,頂端に一平面に分岐する葉身状の枝を何十枚も放射状につける。この分枝は斜上して,2-3回羽状に分岐し,卵形または長卵形,鋭頭,多くは長さ10-20㎝,乾くと内側に巻き込み,乾性的性質を持つ。葉身状の分枝の軸は葉とともに幅2-3㎜,密に葉をつける。腹葉は卵形で左右非相称,鋭尖頭,基部上面は円く,中肋は下面で明瞭,辺縁は微鋸歯縁,先端には毛状の突起がある。胞子嚢穂は小枝に1個頂生。 (2020.10.20)
北海道~沖縄に分布,山地のやや湿った岩上や岩壁に生え,乾燥にも強い常緑性シダ。担根体や根が絡まって,ときに20㎝に達する仮幹を形成,頂端に一平面に分岐する葉身状の枝を何十枚も放射状につける。この分枝は斜上して,2-3回羽状に分岐し,卵形または長卵形,鋭頭,多くは長さ10-20㎝,乾くと内側に巻き込み,乾性的性質を持つ。葉身状の分枝の軸は葉とともに幅2-3㎜,密に葉をつける。腹葉は卵形で左右非相称,鋭尖頭,基部上面は円く,中肋は下面で明瞭,辺縁は微鋸歯縁,先端には毛状の突起がある。胞子嚢穂は小枝に1個頂生。 (2020.10.20)