白い蜻蛉咲く
 サギソウを写した湿地の近くに本種が自生することを知り,2週間後に再び現地を訪れた。その地形からこの一帯は扇状地の一部と思われる。オミナエシが群生する乾いた草原の一部から伏流水が湧いて湿地を形成していた。
 絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている稀少種は個体数も少なく,ほとんどの花は見頃を過ぎて変色していた。幸運なことに残っていた2個体で十分楽しむことができた。感謝。