- ランの仲間
ムカゴサイシン(ラン科)Nervilia nipponica 零余子細辛
本州(栃木県以南)・四国・九州・琉球諸島・伊豆諸島に分布,暖温帯の常緑広葉樹林やスギ植林などの二次林の林床に生育する。公園など自然度の低い場所にも自生するにもかかわらず,自生地は極めて少ない。環境省RDBカテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)。
開花期の高さ3-10㎝。開花期に葉はなく,開花後心形の葉(長さ1.5-3.5㎝)を開き,それとともに地中でランナーを伸ばし,先端が球茎となる
花期は4-7月。花は完全に開かず,横向きに1個着ける。花は咲いてもすぐ閉じて自動自家受粉を行い,結実する。背萼片の長さ8-13.5㎜,唇弁は3裂し,長さ8.5-12.5㎜,中央裂片は倒卵形。萼片には淡緑色に紫色の斑紋が入る。側花弁と唇弁は白色で紫色の斑紋が入る。(ABC:2022.6.5 D:2022.7.30)
本州(栃木県以南)・四国・九州・琉球諸島・伊豆諸島に分布,暖温帯の常緑広葉樹林やスギ植林などの二次林の林床に生育する。公園など自然度の低い場所にも自生するにもかかわらず,自生地は極めて少ない。環境省RDBカテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)。
開花期の高さ3-10㎝。開花期に葉はなく,開花後心形の葉(長さ1.5-3.5㎝)を開き,それとともに地中でランナーを伸ばし,先端が球茎となる
花期は4-7月。花は完全に開かず,横向きに1個着ける。花は咲いてもすぐ閉じて自動自家受粉を行い,結実する。背萼片の長さ8-13.5㎜,唇弁は3裂し,長さ8.5-12.5㎜,中央裂片は倒卵形。萼片には淡緑色に紫色の斑紋が入る。側花弁と唇弁は白色で紫色の斑紋が入る。(ABC:2022.6.5 D:2022.7.30)