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ヤブデマリ(ガマズミ科)Viburnum plicatum var. tomentosum 藪手鞠
本州(太平洋側)~九州に分布,山地の谷筋など,湿った湿った林内に多く見られる落葉低木~小高木。日本固有種。枝を水平に伸ばし,高さ6mほどになる。
葉は対生し,長さ5-12㎝,幅3-7㎝の楕円形~広楕円形。先は短く尖り,基部は広い楔形~円形。縁には鈍い鋸歯がある。側脈は7-12対で,裏面に突出し,葉の縁近くまでほぼ真っ直ぐに伸びる。はじめ表面には毛があるが,ほとんどが脱落する。裏面の脈上や葉柄には星状毛が多い。
花期は5-6月。枝先に径5-10㎝の散房花序を着ける。花序の中心部には小さな両生花が多数着き,その周りを径2-4㎝の装飾花が取り囲む。装飾花は不揃いに5深裂して平開,裂片の1個だけが小さい。
果期は8-10月。核果は楕円形で長さ8-10㎝,花序の枝とともに赤くなり,のちに黒く熟す。
クロンキスト及びエングラー分類体系ではスイカズラ科として分類される。(A~C:2022.5.11 D:2014.7.8)
本州(太平洋側)~九州に分布,山地の谷筋など,湿った湿った林内に多く見られる落葉低木~小高木。日本固有種。枝を水平に伸ばし,高さ6mほどになる。
葉は対生し,長さ5-12㎝,幅3-7㎝の楕円形~広楕円形。先は短く尖り,基部は広い楔形~円形。縁には鈍い鋸歯がある。側脈は7-12対で,裏面に突出し,葉の縁近くまでほぼ真っ直ぐに伸びる。はじめ表面には毛があるが,ほとんどが脱落する。裏面の脈上や葉柄には星状毛が多い。
花期は5-6月。枝先に径5-10㎝の散房花序を着ける。花序の中心部には小さな両生花が多数着き,その周りを径2-4㎝の装飾花が取り囲む。装飾花は不揃いに5深裂して平開,裂片の1個だけが小さい。
果期は8-10月。核果は楕円形で長さ8-10㎝,花序の枝とともに赤くなり,のちに黒く熟す。
クロンキスト及びエングラー分類体系ではスイカズラ科として分類される。(A~C:2022.5.11 D:2014.7.8)