- シダの仲間
キレハオオクボシダ(ウラボシ科)Tomophyllum sakaguchianum 切葉大久保羊歯
本州(埼玉県~東京都,山梨県,長野県,三重県~奈良県)・九州(熊本県)に分布,極めてまれに見られ,深山の林下の樹幹やコケに混じって岩上に着生する常緑性のシダ。植物体全体に白い軟毛がある。小形のシダで,根茎は細く,短く斜上し,複数の葉を叢生する。葉身は長さ4-8㎝,幅は5㎜以下で,ほぼ羽状全裂の線状披針形で,側羽片の前側に2-3個の鋸歯がある。胞子嚢群は円形~楕円形で側脈に背生し,葉の下部付近に着き,葉面に直接着いて裸出する。
種小名は発見者・坂口総一郎に因む。和名からオオクボシダよりも後に認識されたことが分かる。(上2017.06.23 中・下2021.7.25)
本州(埼玉県~東京都,山梨県,長野県,三重県~奈良県)・九州(熊本県)に分布,極めてまれに見られ,深山の林下の樹幹やコケに混じって岩上に着生する常緑性のシダ。植物体全体に白い軟毛がある。小形のシダで,根茎は細く,短く斜上し,複数の葉を叢生する。葉身は長さ4-8㎝,幅は5㎜以下で,ほぼ羽状全裂の線状披針形で,側羽片の前側に2-3個の鋸歯がある。胞子嚢群は円形~楕円形で側脈に背生し,葉の下部付近に着き,葉面に直接着いて裸出する。
種小名は発見者・坂口総一郎に因む。和名からオオクボシダよりも後に認識されたことが分かる。(上2017.06.23 中・下2021.7.25)