- ランの仲間
ノヤマトンボ(ラン科)Platanthera minor 野山蜻蛉 別名 オオバノトンボソウ
本州~九州に分布,丘陵地の林下に生える地生の多年草。茎は紡錘状に肥厚する根から出て高さ25-60㎝,稜があり翼がみられる。葉は下の2-3個が大きく,長楕円形,長さ7-12㎝,幅2.5-3.5㎝。上方の葉はしだいに小さく披針形となる。花期は6-7月。黄緑色の10-25花を穂状に着ける。苞は広披針形,縁に細かな乳頭状突起がある。背萼片は広卵形,長さ4-5㎜。側萼片は狭長楕円形で,背萼片より長い。側花弁は半切卵形,背萼片よりわずかに短い。唇弁は広線形,長さ6-8㎜。距は長さ12-15㎜,下垂し鈍頭。蕊柱は平たく半筒形。(2021.7.7)
本州~九州に分布,丘陵地の林下に生える地生の多年草。茎は紡錘状に肥厚する根から出て高さ25-60㎝,稜があり翼がみられる。葉は下の2-3個が大きく,長楕円形,長さ7-12㎝,幅2.5-3.5㎝。上方の葉はしだいに小さく披針形となる。花期は6-7月。黄緑色の10-25花を穂状に着ける。苞は広披針形,縁に細かな乳頭状突起がある。背萼片は広卵形,長さ4-5㎜。側萼片は狭長楕円形で,背萼片より長い。側花弁は半切卵形,背萼片よりわずかに短い。唇弁は広線形,長さ6-8㎜。距は長さ12-15㎜,下垂し鈍頭。蕊柱は平たく半筒形。(2021.7.7)