- シダの仲間
イヌガンソク(コウヤワラビ科)Pentarhizidium orientale 犬雁足
北海道~九州に分布,温帯~暖帯の山地の林下~林縁,斜面の真下の崩落が堆積した場所,人里近くの路傍など人為的に攪乱された環境に普通に生育し,やや湿り気のある場所に多い夏緑性のシダ。晩春~初夏に栄養葉が展開し,胞子葉は秋以降に展開する。根茎は短く,匍匐または斜上して,葉を混みあってつける。鱗片は膜質で光沢のある淡褐色の広披針形~線状披針形。葉は二形,栄養葉は胞子葉よりも大形で,葉柄は短い。葉身は単羽状の卵状状楕円形で長さ30-80㎝,幅20-40㎝,下部の羽片は少し短くなり,最下羽片はやや斜め下向きにつき,羽片は浅~中裂,葉脈は全て遊離脈となる。短い胞子葉は冬季になっても枯葉で残る。 (2020.8.25)
北海道~九州に分布,温帯~暖帯の山地の林下~林縁,斜面の真下の崩落が堆積した場所,人里近くの路傍など人為的に攪乱された環境に普通に生育し,やや湿り気のある場所に多い夏緑性のシダ。晩春~初夏に栄養葉が展開し,胞子葉は秋以降に展開する。根茎は短く,匍匐または斜上して,葉を混みあってつける。鱗片は膜質で光沢のある淡褐色の広披針形~線状披針形。葉は二形,栄養葉は胞子葉よりも大形で,葉柄は短い。葉身は単羽状の卵状状楕円形で長さ30-80㎝,幅20-40㎝,下部の羽片は少し短くなり,最下羽片はやや斜め下向きにつき,羽片は浅~中裂,葉脈は全て遊離脈となる。短い胞子葉は冬季になっても枯葉で残る。 (2020.8.25)