- 寄生植物
ナンバンギセル(ハマウツボ科)Aeginetia indica 南蛮煙管
北海道~沖縄に分布,主にイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物の根に寄生する1年草。全体に無毛。茎はごく短く,ほとんど地上に出ず,黄褐色で,狭3角形の鱗片状で長さ5ー10㎜の葉をまばらに数枚つける。花期は7-9月,葉腋から長さ15ー30㎝ほどの花柄を数本伸ばし,その先に横向きの花を1個つける。オオナンバンギセルに似ているが,萼の先は尖り,花冠裂片の縁は全縁となる。萼片の長さは1.5ー3㎝,淡紅紫色の条がある。淡紅紫色の花冠の長さは3ー5㎝。(2019.8.29)
北海道~沖縄に分布,主にイネ科やカヤツリグサ科などの単子葉植物の根に寄生する1年草。全体に無毛。茎はごく短く,ほとんど地上に出ず,黄褐色で,狭3角形の鱗片状で長さ5ー10㎜の葉をまばらに数枚つける。花期は7-9月,葉腋から長さ15ー30㎝ほどの花柄を数本伸ばし,その先に横向きの花を1個つける。オオナンバンギセルに似ているが,萼の先は尖り,花冠裂片の縁は全縁となる。萼片の長さは1.5ー3㎝,淡紅紫色の条がある。淡紅紫色の花冠の長さは3ー5㎝。(2019.8.29)