- キクの仲間
チョウセンノギク(キク科)Chrysanthemum zawadskii subsp. naktongense 朝鮮野菊
イワギクの亜種subsp.(変種var. とする考え方もある)で、名前のように朝鮮半島や中国北部に分布、日本では壱岐、対馬や九州の一部に分布。日本列島が大陸と地続きであったことを証明する種といわれている。山地の岩の裂け目などにはえる多年草。イワギクに比べ、葉の切れ込みが浅くて裂片が広い。草丈も高く、頭花も大きいという。撮影した個体の頭花は5㎝を越えていた。現在の栽培菊の祖先の一つとされている。
写真はイトラッキョウのはえる岩場周辺で撮影した。花期は終盤と思われるが、再び観察できるか分からないので証拠として撮影した。この季節に訪れるという福岡の方によれば、今年の花の数は極めて少ないとのこと。この方のHPでは見事な写真が掲載されている。周辺には花をつけていない株を多数確認した。今年が外れ年であればよいのだが。環境省のカテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている。 (2017.11.1)
イワギクの亜種subsp.(変種var. とする考え方もある)で、名前のように朝鮮半島や中国北部に分布、日本では壱岐、対馬や九州の一部に分布。日本列島が大陸と地続きであったことを証明する種といわれている。山地の岩の裂け目などにはえる多年草。イワギクに比べ、葉の切れ込みが浅くて裂片が広い。草丈も高く、頭花も大きいという。撮影した個体の頭花は5㎝を越えていた。現在の栽培菊の祖先の一つとされている。
写真はイトラッキョウのはえる岩場周辺で撮影した。花期は終盤と思われるが、再び観察できるか分からないので証拠として撮影した。この季節に訪れるという福岡の方によれば、今年の花の数は極めて少ないとのこと。この方のHPでは見事な写真が掲載されている。周辺には花をつけていない株を多数確認した。今年が外れ年であればよいのだが。環境省のカテゴリでは絶滅危惧ⅠB類(EN)に指定されている。 (2017.11.1)