バイケイソウが優占する森
 今回は花巡りではなく、森林の様子を記録したものである。写真上は山腹に広がる見事なバイケイソウの群落。バイケイソウの間には、トリカブトも伸びてきている。シカの食害が少ない時は、この場所には多様な植物が生育していた。
 下はバイケイソウの群落から移動して尾根筋で撮影した。乾いた林床なのでササ類が多い。いずれも林床には多様性は見られない。写真中央の幹は、シカによって樹皮を剥がされたナツツバキ。繰り返し樹皮を食べられ、やがては立ち枯れする。