2019年09月10日 - キクの仲間 野菊のシーズン到来 色々な花が咲き乱れる草原で久しぶりに美しいゴマナに出会えた。遠目にはシラヤマギクに似ているが,葉や頭花の違いから見分けることができる。ススキの穂が目立つ草原では様々な野菊が見頃となっている。今週13日には十五夜を迎える。 ゴマナ(キク科)Aster glehnii 胡麻菜 本州に分布,温帯の山地の草原や道端にふつうに生える多年草。茎は高さ1-1.5m。根出葉は花期に枯れ,茎葉は長楕円形で両端は尖り,短柄があり,長さ13-19㎝,幅4-6㎝,両面に短毛があり,裏面に腺点がある。花期は9-10月,茎頂に大きな散房状花序をなし,小さな頭花を密につける。花序には短毛を密生する。頭花は径15㎜内外。若葉は食用とされる。(2019.9.7)