- デジタル化
タマシダ(タマシダ科)Nephrolepis cordifolia
伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島,八丈島)・本州(房総半島~紀伊半島、広島県~山口県,淡路島)・四国(香川県を除く)・九州(本土、五島列島,天草諸島,甑島列島,種子島,屋久島,口之永良部島,奄美諸島,沖永良部島,与論島)・沖縄(沖縄諸島,久米島,宮古島,多良間島,与那国島)・小笠原諸島(父島)に分布,暖地ほど多く暖帯~亜熱帯の海岸や海岸付近の林縁など,陽の当たる場所に群生し,樹幹や岩上に這い上がって垂下する。乾燥に強い常緑のシダ。
根茎は鱗片を密生し、短くて直立または斜上して葉を叢生する。やや太めの根と走出枝を多数つけ、走出枝の先に丸い不定芽をつける。この球状の不定芽は貯水用と考えられて,その形から和名・玉羊歯となった。葉柄はわら色で細い鱗片をつける。葉身は単羽状の線状披針形で,中間部はほぼ平行だが先端部と基部は狭まる。大きいものでは長さ80㎝,幅6㎝に達する。前述のツディなどは球状の不定芽をつけないという。 (1984.8.4)
伊豆諸島(大島,新島,三宅島,八丈島,八丈島)・本州(房総半島~紀伊半島、広島県~山口県,淡路島)・四国(香川県を除く)・九州(本土、五島列島,天草諸島,甑島列島,種子島,屋久島,口之永良部島,奄美諸島,沖永良部島,与論島)・沖縄(沖縄諸島,久米島,宮古島,多良間島,与那国島)・小笠原諸島(父島)に分布,暖地ほど多く暖帯~亜熱帯の海岸や海岸付近の林縁など,陽の当たる場所に群生し,樹幹や岩上に這い上がって垂下する。乾燥に強い常緑のシダ。
根茎は鱗片を密生し、短くて直立または斜上して葉を叢生する。やや太めの根と走出枝を多数つけ、走出枝の先に丸い不定芽をつける。この球状の不定芽は貯水用と考えられて,その形から和名・玉羊歯となった。葉柄はわら色で細い鱗片をつける。葉身は単羽状の線状披針形で,中間部はほぼ平行だが先端部と基部は狭まる。大きいものでは長さ80㎝,幅6㎝に達する。前述のツディなどは球状の不定芽をつけないという。 (1984.8.4)