アズマシロカネソウ(キンポウゲ科)Dichocarpum nipponicum 東白金草
秋田県から福井県の日本海側渓流沿いなどに分布する。福井県を境にして分布を分けているサンインシロカネソウ(2016.12.12参照)とよく似ている。数年前富山県の小沢で見たことがあるが、花期が過ぎていた。水辺に生えること、小さな植物(高さ10-25㎝)で下向きに花(径7-10㎜)をつけること、柔らかな茎で風で揺れることなど、私には厄介な被写体である。花の内部を写すためには、柔軟性を欠いた老体に厳しい姿勢を強いらなければならない。
この撮影場所は、山の沢から水田への古い水路沿いで、樹齢100年を思わせる杉林にある。空中湿度は相当高いと思われる。水路沿い数百mに渡って群生し、個体数はかなりの数になる。(2017.5.2)
秋田県から福井県の日本海側渓流沿いなどに分布する。福井県を境にして分布を分けているサンインシロカネソウ(2016.12.12参照)とよく似ている。数年前富山県の小沢で見たことがあるが、花期が過ぎていた。水辺に生えること、小さな植物(高さ10-25㎝)で下向きに花(径7-10㎜)をつけること、柔らかな茎で風で揺れることなど、私には厄介な被写体である。花の内部を写すためには、柔軟性を欠いた老体に厳しい姿勢を強いらなければならない。
この撮影場所は、山の沢から水田への古い水路沿いで、樹齢100年を思わせる杉林にある。空中湿度は相当高いと思われる。水路沿い数百mに渡って群生し、個体数はかなりの数になる。(2017.5.2)