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キンキエンゴサク(ケシ科)Corydails papilligera 近畿延胡索
本州(埼玉県・新潟県以西)に分布,植林地,草地,沢沿いに生え,地下に球形の塊茎がある多年草。
鱗片葉の腋の小球芽は大きく,塊茎とほぼ同大になることもある。
茎は高さ10-20㎝。葉は2-4回3出複葉で小葉は楕円形。
花期は4-5月。花序は2-数個の花を着け,苞は扇形で複数の深い欠刻がある。花は赤紫~紫色で長さ20-30㎜。下側の花弁の凹み(内側の花弁がはまっていた部分)のまわりは白く縁どられる。
蒴果は広卵形で長さ・幅とも10㎜内外,ヤマエンゴサクに比べて厚みがある。種子の周辺近くに微小の乳頭状突起がある。
染色体数は2n=32,40,48,56。6倍体(2n=48)が広く分布し,4倍体(2n=32)は花がやや小さく,秩父地方と京都府南部~大阪府北部で見出される。(2024.4.12)
本州(埼玉県・新潟県以西)に分布,植林地,草地,沢沿いに生え,地下に球形の塊茎がある多年草。
鱗片葉の腋の小球芽は大きく,塊茎とほぼ同大になることもある。
茎は高さ10-20㎝。葉は2-4回3出複葉で小葉は楕円形。
花期は4-5月。花序は2-数個の花を着け,苞は扇形で複数の深い欠刻がある。花は赤紫~紫色で長さ20-30㎜。下側の花弁の凹み(内側の花弁がはまっていた部分)のまわりは白く縁どられる。
蒴果は広卵形で長さ・幅とも10㎜内外,ヤマエンゴサクに比べて厚みがある。種子の周辺近くに微小の乳頭状突起がある。
染色体数は2n=32,40,48,56。6倍体(2n=48)が広く分布し,4倍体(2n=32)は花がやや小さく,秩父地方と京都府南部~大阪府北部で見出される。(2024.4.12)