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シラカシ(ブナ科)Quercus myrsinifolia 白樫
本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州に分布,暖温帯に生える常緑広葉樹。
高さ20m,径80㎝ほどになる。樹皮は灰黒色で縦に並んだ皮目があってざらつき,割れ目はない。
葉は互生し,長さ7-14㎝,幅2.5-4㎝の狭長楕円形で,やや革質。先端は鋭く尖り,基部は楔形。葉縁の2/3以上に浅くてやや鋭い鋸歯が疎らにある。葉表は光沢があり,無毛。葉裏は灰緑色で,はじめは絹毛が散在するが,後に無毛となる。葉柄の長さは1-2㎝。托葉は開葉後まもなく欠落する。
花期は5月頃。花は雌雄同株,雄花序は新枝の下部や前年の葉腋に着き,長さ5-12㎝。雌花序は新枝の上部の葉腋に直立する。
果実は堅果,卵形で長さ1.5-1.8㎝。その年の秋に熟す。堅果を包む殻斗には6-8個の同心円状の環がある。
(2022.10.25)
本州(福島県・新潟県以西)・四国・九州に分布,暖温帯に生える常緑広葉樹。
高さ20m,径80㎝ほどになる。樹皮は灰黒色で縦に並んだ皮目があってざらつき,割れ目はない。
葉は互生し,長さ7-14㎝,幅2.5-4㎝の狭長楕円形で,やや革質。先端は鋭く尖り,基部は楔形。葉縁の2/3以上に浅くてやや鋭い鋸歯が疎らにある。葉表は光沢があり,無毛。葉裏は灰緑色で,はじめは絹毛が散在するが,後に無毛となる。葉柄の長さは1-2㎝。托葉は開葉後まもなく欠落する。
花期は5月頃。花は雌雄同株,雄花序は新枝の下部や前年の葉腋に着き,長さ5-12㎝。雌花序は新枝の上部の葉腋に直立する。
果実は堅果,卵形で長さ1.5-1.8㎝。その年の秋に熟す。堅果を包む殻斗には6-8個の同心円状の環がある。
(2022.10.25)