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ミヤマクロスゲ(カヤツリグサ科)Carex flavocuspis 深山黒菅 別名 エゾクロスゲ
北海道・本州(中部地方以北)に分布,高山帯の中性または乾性の草原に生える多年草。根茎は短く横に匍う。茎は高さ10-50㎝。3稜形で平滑,基部の鞘は暗褐色で,一部は葉身がない。葉は幅3-5㎜で平滑。小穂は互いに接近して3-5個つき,黒褐色,頂小穂は雄性,側小葉は雌性で,長楕円形,長さ1.5-3㎝,下方のものは長柄があって,ときに点頭し,最下の苞は葉状になる。雌鱗片は狭卵形で,先端はわずかに突出する。果胞は楕円形で扁平,長さ4-5㎜,平滑で,細脈があり,上端は急に短い嘴となる。7-8月に熟す。(2022.7.2)
北海道・本州(中部地方以北)に分布,高山帯の中性または乾性の草原に生える多年草。根茎は短く横に匍う。茎は高さ10-50㎝。3稜形で平滑,基部の鞘は暗褐色で,一部は葉身がない。葉は幅3-5㎜で平滑。小穂は互いに接近して3-5個つき,黒褐色,頂小穂は雄性,側小葉は雌性で,長楕円形,長さ1.5-3㎝,下方のものは長柄があって,ときに点頭し,最下の苞は葉状になる。雌鱗片は狭卵形で,先端はわずかに突出する。果胞は楕円形で扁平,長さ4-5㎜,平滑で,細脈があり,上端は急に短い嘴となる。7-8月に熟す。(2022.7.2)