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タムシバ(モクレン科)Magnolia salicifolia 田虫葉
本州・四国・九州の温帯~暖帯上部に分布,山地ときに低地にも生える落葉高木。一般にコブシの樹高よりは低いが,ときには高さ10mを越える。葉は互生し,披針形~卵状披針形,長さ6-12㎝,幅2-5㎝,全縁。先端は尖り,基部は楔形,葉質は薄い。裏面は白色を帯び,若い時には少し毛がある。葉を揉んだ時の香りはコブシよりも強い。また,噛むと甘みがある。花期は4-6月。花は葉の展開に先立って開き,径約10㎝,花には芳香がある。外側の花被片3個は小さくて萼状,内側の6個は4.5-6.5㎝で花弁状。雄蕊及び雌蕊も多数。花後,花床は伸長し長さ7-8㎝,袋果(集合果)になる。(2021.6.9)
本州・四国・九州の温帯~暖帯上部に分布,山地ときに低地にも生える落葉高木。一般にコブシの樹高よりは低いが,ときには高さ10mを越える。葉は互生し,披針形~卵状披針形,長さ6-12㎝,幅2-5㎝,全縁。先端は尖り,基部は楔形,葉質は薄い。裏面は白色を帯び,若い時には少し毛がある。葉を揉んだ時の香りはコブシよりも強い。また,噛むと甘みがある。花期は4-6月。花は葉の展開に先立って開き,径約10㎝,花には芳香がある。外側の花被片3個は小さくて萼状,内側の6個は4.5-6.5㎝で花弁状。雄蕊及び雌蕊も多数。花後,花床は伸長し長さ7-8㎝,袋果(集合果)になる。(2021.6.9)