2019年04月10日 - 未分類 悪しき実? 和名は「悪しき実」がなまったものといわれ,全体に毒がある。土葬した亡骸を獣から守るために墓地に植えたという。墓地以外の自然林で観察できたのは久しぶりだ。 ※4月8日掲載したミヤマシキミの雌花を撮影できたので追加しました。 シキミ(マツブサ科)Illicium anisatum 樒 本州(東北地方南部以南),四国,九州,沖縄に分布,山地のモミ林などに生える常緑小高木。樹高は2-5m。葉は枝先に集まって互生,葉身の長さは4-10㎝で長楕円形。油点があり,傷つけると抹香の香りがする。花期は3-4月,葉腋に径2-3㎝の花をつける。寺社や墓地によく植えられている。(2019.4.9)