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チダケサシ(ユキノシタ科)Astilbe microphylla 乳茸刺
本州、四国、九州に分布、明るい林床、林縁及び山麓の草原にはえ、湿った環境を好む。根茎は太く斜上する。葉は2回奇数羽状複葉~4回奇数羽状深裂。小葉は楕円形~倒卵形で、長さ2-4㎝、幅1-2㎝。頂小葉は尾状にならず、ふつう鈍頭まれに鋭頭、縁には不ぞろいの鋭い重鋸歯がある。チダケサシ属Astilbe のアカショウマA. thunbergii var. thunbergii 、トリアシショウマA. odontophylla の頂小葉は尾状にとがることでも区別できる。
花期は6月下旬~8月、花茎は高さ40-80㎝。花序は複総状で、側枝は下部のもので長さ3-5㎝、ほぼ直立あるいは斜上し、密に花をつける。花軸には長さ0.5㎜ほどの淡褐色の腺毛を密生する。花弁はふつう淡紅色、線状さじ形で長さ3-5㎜、雄蕊よりやや長い。和名の由来は、チダケ(乳茸)と呼ばれるキノコを本種の茎に刺して持ち帰ったことによる。(2018.7.12)
本州、四国、九州に分布、明るい林床、林縁及び山麓の草原にはえ、湿った環境を好む。根茎は太く斜上する。葉は2回奇数羽状複葉~4回奇数羽状深裂。小葉は楕円形~倒卵形で、長さ2-4㎝、幅1-2㎝。頂小葉は尾状にならず、ふつう鈍頭まれに鋭頭、縁には不ぞろいの鋭い重鋸歯がある。チダケサシ属Astilbe のアカショウマA. thunbergii var. thunbergii 、トリアシショウマA. odontophylla の頂小葉は尾状にとがることでも区別できる。
花期は6月下旬~8月、花茎は高さ40-80㎝。花序は複総状で、側枝は下部のもので長さ3-5㎝、ほぼ直立あるいは斜上し、密に花をつける。花軸には長さ0.5㎜ほどの淡褐色の腺毛を密生する。花弁はふつう淡紅色、線状さじ形で長さ3-5㎜、雄蕊よりやや長い。和名の由来は、チダケ(乳茸)と呼ばれるキノコを本種の茎に刺して持ち帰ったことによる。(2018.7.12)