久しぶりの撮影
 3000m級の高山では夏本番の花が見頃という。登山ザックにパッキングを済ませてあるのだが、天候と日程が噛み合わない。
 久しぶりにカメラ持参で近くの耕作放棄田を徘徊した。梅雨期と夏本番の花が混在した状態で咲き、従来からの季節感が薄らぐ。本当に花巡りのタイミングが難しい昨今である。追い打ちをかけるように撮影地周辺でも鹿による食害が後を絶たない。この撮影地では観光目的に蓮や水芭蕉が栽培されて、周囲は食害防止ネットが張り巡らされている。そのお陰でこのチダケサシも大きく生育している。