イチリンソウ(キンポウゲ科) Anemone nikoensis 一輪草
本州~九州の暖帯上部~温帯に分布、落葉広葉樹林の林縁や明るい林床、ときには草原にもはえる多年草。根茎は横にはい、所々紡錘形にふくらみ、しばしば匐枝を出して群生する。根生葉は1-2回3出複葉で、小葉は羽状に深裂、裂片は欠刻する。花期は4-5月頃、径4㎝位の花を1個、花茎の先端につける。和名の由来でもある。白い花弁状部分は萼片でふつう5-6枚、裏面は紅色を帯びていることが多い。初夏には地上部が枯れてしまうスプリングエフェメラルの一つである。
36年前に写したイチリンソウ(写真下)は終わりかけの花。デジタルカメラで写したもの(写真上・中)は開花したばかり花。濃淡の差がなく、のっぺりした花として写っている。比べてみるとフィルム写真も捨てたものでない。(写真上・中 2018.4.5 写真下1982.5.2)
本州~九州の暖帯上部~温帯に分布、落葉広葉樹林の林縁や明るい林床、ときには草原にもはえる多年草。根茎は横にはい、所々紡錘形にふくらみ、しばしば匐枝を出して群生する。根生葉は1-2回3出複葉で、小葉は羽状に深裂、裂片は欠刻する。花期は4-5月頃、径4㎝位の花を1個、花茎の先端につける。和名の由来でもある。白い花弁状部分は萼片でふつう5-6枚、裏面は紅色を帯びていることが多い。初夏には地上部が枯れてしまうスプリングエフェメラルの一つである。
36年前に写したイチリンソウ(写真下)は終わりかけの花。デジタルカメラで写したもの(写真上・中)は開花したばかり花。濃淡の差がなく、のっぺりした花として写っている。比べてみるとフィルム写真も捨てたものでない。(写真上・中 2018.4.5 写真下1982.5.2)