変異の多い種
 花期は長く,梅雨末期から咲きはじめる。変異が多く,本来の葉を思いつかないほどだ。「ナツ(夏)」と呼びたいところであるが,花冠の中央から突き出るような雄蕊ではない。また,ナツノタムラソウの変種・ミヤマタムラソウでもないようだ。ここには珍しい白花の個体(写真D:シロバナアキノタムラソウ S. japonica f. albiflora)も混じる。
 ※ 写真は上から順にA~D