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フシグロセンノウ

連続の朱
 昔からセンノウの仲間は目の覚めるような朱色の花があり、珍重されてきた。日本の自生種ではないが、鑑賞用としてガンピセンノウやセンノウなどが栽培されてきた。
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エンビセンノウ

朱色の燕尾
 いつものことだが、自然の造形の美しさには感動することが多い。燕尾を思わせる形を図鑑で見てから、ずっと興味をもっていた花である。
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メハジキ

法面に生える植物
 道ばたや荒れ地にふつうに見られる植物なのに、意外に他の場所では見つからない。この日も別の花を探しているときに撮影した。

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センニンソウ

秋の気配
 処暑から5日過ぎて、秋の気配を感じられるようになった。日暮れが早くなり、朝晩は涼しさを感じる。今朝、秩父の気温は18℃まで下がった。今日は自宅に近くの人里を徘徊、晩夏から初秋にかけて見られる花が見頃だ。

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レンゲショウマ

想い出深い花
 この花をはじめて見たのは40年以上も前のことである。地元にある日本百名山・両神山塊にテントを張り調査中の時のことだ。私を含めた3人で、見事な群落を暫し見惚れていた。
 時は過ぎて、テントを張った付近の鉱山は大幅に縮小されて住民も数人となった。当時の登山道は閉鎖されて面影は皆無である。残念なことに、この花が大好きだった同行のO氏は還暦を迎えて他界した。お盆の頃に見頃を迎えることから、私にとっては盆花のようだ。
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ミヤマハナシノブ

高茎草原
 亜高山帯針葉樹林周辺から森林限界にかけて、ダケカンバや背丈の高い植物が生えるようになる。雪渓から供給される雪解け水に加え,高山帯に比べ土壌も豊かになるという。北岳では「草すべり」や「右俣コース」に相当する。多くの花が咲き乱れるお花畑として知られていたが、今では牛馬も食べないマルバタケブキの黄色が目立つ。植生回復のネットで囲われている所もあるが、昔のように戻るであろうか。時々、鹿の鳴き声が聞こえてくる。
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チングルマ

雪解けに咲く高山植物
 高山帯では雪の積もり方が、植物に決定的な影響を与えるという。雪田のような雪解けの遅い場所は、それだけ花期が遅くなる。また、雪解けの早い年と遅い年ではひと月以上の差がある。chinguruma.jpgchinguruma2.jpg

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シラネヒゴタイ [キクの仲間]

ヤハズヒゴタイの高山型
 前回、高山帯の厳しい環境と植物についてふれた。トウヒレン属Saussurea には高山帯に生える種類があることは知っていた。この仲間は紛らわしいので避けてきたが、高山帯の稜線で次々と現れてくるので記録として撮った。まだ咲きはじめであるが、本来のヤハズヒゴタイとは少し違う感じがした。
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チシマギキョウ

高山植物を求めて
 植物分類学上、高山植物という区分はなかったように思う。垂直方向の森林分布で、樹木が見られなくなる境を森林限界というが、この上部(高山帯)と下部(亜高山帯)、加えて高層湿原に生える植物を高山植物として扱っているように思う。特に高山帯は、寒冷、多雪及び雪崩、風衝地、乾燥しやすい岩壁や礫地、強紫外線など、想像を絶する厳しい環境にある。能書きはともかく、この厳しい環境に適応し、短い生育期間の中で咲かせる花は一際美しい。
 自由の身である今、高山植物の開花に合わせて登山する時間はたっぷりあるのだが、体力の低下や山の気象条件を考えると登れる機会はますます減少する。ノロノロ台風(台風に長寿はなじまない!)の通過後、憧れの北岳を訪れるが予報が急変する。山頂部はガスで視界がきかず、止むなく下山する。花の山であることは確かであるが、写した写真は少ない。残念であるが何より安全第一、山での予定変更はとても大事なことだ。
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ミヤマクワガタ

地域差にみる色や形の違い
 本品種は分布によって形態が異なり、それぞれが亜種(subspecies)、変種(varietas)、品種(forma)として分類されている。ここでは北アルプスと南アルプスのミヤマクワガタを花の色で比較した。
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イワタバコ

夏は何処に
 とても盆が明ける季節とは思えない。毎日雨続きで夏の花を写す機会などない。平年の気候であれば、ミンミンゼミやツクツクボウシが鳴く暑い時期である。
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キツネノカミソリ

立秋を過ぎて
 東信の花を紹介している間に二十四節季は立秋(8月7日)を過ぎた。ヒガンバナの開花までにはひと月余りあるが、同属の花が咲いている。
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エゾスズラン [ランの仲間]

東信の花巡りーラン科③最終
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ホソバノキソチドリ [ランの仲間]

東信の花巡りーラン科②
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オオヤマサギソウ [ランの仲間]

東信の花巡りーラン科①
 8月も中旬に差し掛かってきた。まだ紹介したい写真もあるが,このまま続けると旬を欠くことになる。最後にラン科を3連続で掲載し,東信地方の花巡りを終えたい。
 この仲間への知識も乏しく,重点的に探し求めていることもない。ツレサギソウ属Platanthera には似たものが多く,自己流の分類には自信がない。誤りであれば遠慮なくご指摘ください。
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クガイソウ

東信の花巡り
 地表が多種な植物で被われる明るい草原では夏の花が真っ盛りだ。次々に現れる被写体で足が進まない。
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ハクサンオミナエシ

東信の花巡り
 山頂部から下ろうとすると、撮影したオンタデの株に寄り添う黄花に気づいた。パイオニア植物の効果で土壌流失が食い止められ、別の植物が根づきはじめている。hakusanominaeshi.jpg
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オンタデ

東信の花巡り
 この山域の山頂部は火山性砂礫地で風衝地でもある。このような厳しい環境に適応できる植物もある。
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シャジクソウ

東信の花巡り
 ヤナギランを撮影後、赤茶けた砂礫質の山頂部に向かう。保水力のない痩せた土壌で、厳しい環境にも適応する植物の花が見頃であった。

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ヤナギラン

東信の花巡り
 今の季節、この地で人気があるのは今日紹介する花だろう。撮影した場所では草原が広がり、登ってきた人が食事や休憩するところである。まだ咲きはじめであるが、この頃が最も見栄えがする。
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ミヤマホツツジ [ツツジの仲間]

東信の花巡り
 訪れた地には、旧火口原を源とする高層湿原や低い針葉樹と草原からなる稜線に登山道が通じている。訪れる人も多いが、樹林下でひっそりと咲く花には関心がないようだ。
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マツムシソウ

東信の花巡り
 夏らしい天候が戻ってこない。関東地方は戻り梅雨どころか梅雨真っ最中の様相だ。夏の花を期待して信州の高原を訪れた。標高2000mの草原では秋の花が咲きはじめていた。
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