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アシズリノジギク [キクの仲間]

岬めぐり&野菊めぐり2
 岬めぐり&野菊めぐりで見たかったもう一つの野菊である。いがりまさし氏は「環境の厳しい岩場に生えるものほど典型的な形になりやすい」(日本の野菊. 2007. p28)と記述している。岩場で撮影した写真A,C,Eはこの記述どおりの個体である。
※ 写真は上から順にA~E 
ashizurinojigiku.jpgashizurinojigiku2.jpgashizurinojigiku3.jpgashizurinojigiku4.jpgashizurinojigiku5.jpg
アシズリノジギク(キク科)Chrysanthemum japonense var. ashizuriense 足摺野路菊
 高知県足摺岬一帯から沖の島,愛媛県佐多岬までに分布するノジギクの変種。葉は中裂し,厚く,表から見ると縁が反り気味になる。裏面に白毛が多く,表面では白い毛が縁取りのように見えるのが特徴。総苞片も白毛を密生する。葉は3裂になる傾向が強く,ノジギクに比べると単純に切れ込むものが多い。環境の厳しい岩場に生えるものほど典型的な形になりやすい。花期は11-1月。頭花は径4-5㎝。 (写真ACE2020.11.19 写真BD2020.11.20)

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