ワジキギク [キクの仲間]
興味深い自然雑種
ナカガワノギクとシマカンギクとの自然雑種,旧鷲敷町(現那賀町)では町の花として指定していた。形態は一様ではなく,舌状花はシマカンギクのような黄色のものから,ナカガワノギクに近い白色のものまで様々である。下流になればなるほど雑種が交配を繰り返し,様々なタイプのものが見られるという。
ナカガワノギクとシマカンギクとの自然雑種,旧鷲敷町(現那賀町)では町の花として指定していた。形態は一様ではなく,舌状花はシマカンギクのような黄色のものから,ナカガワノギクに近い白色のものまで様々である。下流になればなるほど雑種が交配を繰り返し,様々なタイプのものが見られるという。
ワジキギク(キク科)Chrysanthum x cuneifolium 鷲敷菊
ナカガワノギクとシマカンギクとの自然雑種で,徳島県の那賀川に沿った那賀町鷲敷で最初に発見された。那賀川に沿って同町の相生や阿南市にもある。染色体数2n=36。ナカガワノギクに似ているが,葉はより薄く,毛もごく少なく,裏面は淡緑色で3-5中裂する総苞外片も毛は少ない。シマカンギクとは,葉の基部が心形ではなく,くさび形であり,総苞外片は内片と同長なので区別できる。 (2020.11.17)
ナカガワノギクとシマカンギクとの自然雑種で,徳島県の那賀川に沿った那賀町鷲敷で最初に発見された。那賀川に沿って同町の相生や阿南市にもある。染色体数2n=36。ナカガワノギクに似ているが,葉はより薄く,毛もごく少なく,裏面は淡緑色で3-5中裂する総苞外片も毛は少ない。シマカンギクとは,葉の基部が心形ではなく,くさび形であり,総苞外片は内片と同長なので区別できる。 (2020.11.17)
2020-12-01 06:00
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