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トウダイグサ

向日性の花に
 路肩一面に広がる鮮やかな黄緑色にひかれて,思わず車を停めた。約15年前の通勤路であるが,当時は全く気づくことはなかった。同じ仲間のマルミノウルシやノウルシとは異なり,日当たりのよいところで普通に見かける植物なのに。職に就いていた年度末及び当初は,多忙を極める時期であった。
 和名の由来は,全体の形が昔の燈台(菜種油を入れた皿を置く台)に似ていることによる。
 種小名 helioscopia には「向日性の」という意味がある。
toudaigusa.jpgtoudaigusa2.jpg
トウダイグサ(トウダイグサ科)Euphorbia helioscopia 燈台草
  本州~沖縄に分布,日当たりのよい畑や道ばたなどに生える越年草。草丈は20-40㎝。葉は互生,長さ1-3㎝のヘラ形~倒卵形。茎の先にはやや大型の葉を5個輪生し,葉腋から放射状に枝を出す。花期は4-6月,各枝先に2-3個の総苞葉に抱かれるように小さな杯状花序をつける。受粉後の子房は,丸くとび出るように目立ってくる。
(2020.3.31)

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