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ヒキノカサ

光沢のある花弁
 ヒメアマナ同様に絶滅が危惧(環境省:絶滅危惧Ⅱ類,埼玉県:絶滅危惧Ⅰ類)されている。湿ったところに生えるので,花をカエルの傘に見立てたという。キンポウゲ属Ranunculus は水中に生えるバイカモの仲間以外は黄色の5花弁をつけ,緑色の萼片は5個,多数の痩果が集まった集合果となる。hikinokasa.jpghikinokasa2.jpg
ヒキノカサ(キンポウゲ科)Ranunculus ternatus 蛙の傘
 本州(関東地方以西)~九州の暖帯に分布,日当たりのよい湿った草地に生える多年草。ひげ根の他に紡錘形に肥大した数本の根がある。茎は基部から分枝し,高さ10-30㎝,全体に毛を散生する。根出葉の葉身は幅1.5-4㎝,掌状に3-5浅~深裂し,裂片はさらに2-3裂。花期は4-5月,花は径12-17㎜,花弁は倒卵形で,長さ6-7㎜,光沢がある。(2020.3.26)

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