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ナズナ

別名はペンペン草
 別名は果実の形を三味線のバチに例えたことによる。倒三角形の果実を切らないようにして,全部を下に引っ張り,柄からぶら下がった状態にする。茎の部分を往復回転させて「でんでん太鼓」のように遊んだ。
 秋に芽生え,ロゼット葉で冬を越す春の七草の一つ。若苗を食用にするなど,冬季の重要な食材であった。写真中・下周辺には摘まれた跡が残る個体が幾つも見られた。
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ナズナ(アブラナ科)Capsella bursa-pastoris
 日本全土に分布,平地に多く,道端や畑などに生える越年草。根は円柱状。根出葉はロゼット状,頭大羽状に深裂し,形や大きさに変化が多い。茎の上部の葉は裂けず,基部は茎を抱く。茎は直立して,枝を分け,高さ10-50㎝。花期は3-6月,総状花序は疎らに花をつける。花は径約3㎜。果実(短角果)は長さ6-7㎜の倒三角形で,先端が凹む。(上2020.3.21 中・下2020.3.26)

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