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ヤブマメ

生産性の高いつる性植物
 人間の生活圏ではふつうに見られるつる性の植物で,草むら化した我が家の狭い庭にも入り込み,除草に苦しむ。豆果は多くが閉鎖花から熟すという。除草しても同じ所から執拗につるを伸ばすので,なかなか駆逐することができない。特に地中の閉鎖花は厄介で,我が家ではサツキの根元から繰り返して出てくる。たびたび徘徊する丘陵にある駐車場で撮影したが,ここの植え込みではアレチヌスビトハギやヤブマメが猛威を振って除草作業が大変なようだ。
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ヤブマメ(マメ科)Amphicarpaea edgeworthii 藪豆 別名:ウスバヤブマメ
 北海道~九州に分布,道端,野原,林のまわりなど日当たりよく,乾いた場所や林の中,樹陰などかなり日陰の場所にも生えるごくふつうのつる性の1年草。茎は細く,葉柄,花軸ともに下向きに斜開あるいは伏した白毛あるいは黄褐色の毛をつける。葉は托葉があり,羽状の3小葉からなり,小葉に小托葉がつく。頂小葉は長さ3-6㎝,幅2-5㎝。托葉は卵形で鋭頭,長さ3-4㎝,数脈がある。花期は8-10月,淡紫色の花は長さ15-20㎜。豆果は多くが閉鎖花から熟し,地上と地中にできる。(2019.10.3)

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