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リュウビンタイ [デジタル化]

過去の屋久島13
 「過去の屋久島」は,標準マクロレンズで撮影したものがほとんどである。現在のような望遠,広角,ズーム等のレンズが少なかった。もちろん購入するお金もなかった。そのため、標準マクロレンズに見合う被写体を探しながら写していた気がする。このシダは,大型でとても優雅なものだが,レンズに合わせて小型なものを選んで撮影した。株の托葉の重なり合う形状を龍の鱗になぞらえたことが和名の由来という。
ryubintai.jpg
リュウビンタイ(リュウビンタイ科)Angiopteris lygodiifolia 
 伊豆諸島・伊豆半島・東海地方・紀伊半島南部・四国南部・九州南部以南,琉球に分布,陰湿な深林を好んで生育する大型の常緑シダ。根茎は周りに残有する托葉も含めて径30㎝をこえる。葉は数枚叢生し,高さ3mに達する。葉身は広楕円形で,柔らかいが厚質,2回羽状複葉。小さい葉では単羽状のこともあるが,羽片を5-10対出す。羽片は長さ30-70㎝,幅10-20㎝。小羽片は15-25対あり,長さ5-15㎝,幅1-2㎝。(1984.8.9)

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