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ヒトツバ [シダの仲間]

初冬の兆し
 西高東低の気圧配置となり、木枯らしが吹き荒れる季節を迎えた。11月に入り、秩父地方では霜が降りることも珍しくない。この季節に見られる実などを探すのだが、今年は少なく感じる。そこで急場しのぎの写真の登場となる。
hitotsuba.jpg
ヒトツバ(ウラボシ科)Pyrrosia lingua
 本州(関東地方以西)~沖縄に分布、やや乾燥した岩上や樹幹に着生し、暖地に行くほどふつうに見られる。常緑性。根茎は長く横走して硬く、径3㎜位。類似するクリハランはより湿った所にはえて、ソーラス(胞子嚢群)が丸いことで区別できる。

 シダ植物の撮影は、簡単なようで意外に難しい。花を撮影する時には雄しべや雌しべにピントを合わせることが多いが、シダ植物ではそれができない。葉にある脈に合わせても、波打つような葉ではピントが合わないところが出てくる。この写真は単なるスナップ写真で、植物写真の悪い見本だ。(2017.10.31)

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