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ヤマハッカ

路傍の花
 この地域では環境意識が高く、過度な草刈りや除草剤散布を控えている。その効果によって、日当たりのよい山里の路傍では多くの花々を観察することができる。
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ヤマハッカ(シソ科)Isodon inflexus 山薄荷
 北海道~九州に分布、山地の林縁にふつうに生える多年草。茎は高さ40-100㎝、上部は分枝して稜上に下向きの毛がある。花冠は長さ7-10㎜、4裂した上唇の中央付近に細かい紫色の斑点(写真下)がある。同属Isodon のヒキオコシに似ているが、雄蕊と雌蘂は花冠の下唇の中に隠れている(写真下)のが特徴である。一方のヒキオコシの雄蕊と雌蘂は花から突き出る(2016.9.28掲載)。
 ヤマハッカは自宅近くでもよく見かける植物であるが、多くは草刈りなどの影響を受けて50㎝に満たないものが多い。この撮影地では刈られることもなく、1m近くのものもあり群生していた。(2017.10.8)

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